その1でIPv6全体への(というかネットワーク業界への)愚痴を言ったが、
具体的にまた愚痴る。
IPv6を使うにも種類があり、また現環境に沿うかどうか確認しないといざという時に困る。
・まず、何も制限がない環境(インターネットを見る、メールを見る等のみ)
・何かしらの事(VPN(リモート)を利用してる、VoIPを利用してる等)を利用してる
・固定IPを使った何か(社内サーバーを建ててる、VPN(サーバ側)を利用してる等)を使ってる
ほかにもいろいろあると思うけど、現環境を念入りに調べないと後で痛い目にあう。
(今まで使えてたやつが使えない!!と泣くはめになる)
IPv6は基本的にIPoEで接続するのが日本では多い(PPPoE IPv6も実はある)。
IPv4は基本的にはPPPoEで接続してるので(IPv4 DHCPやIPv4 IPoEもある)
一般人にはそこが大きく変わります。
その違いは簡単に言うとNTTの網終端装置やその先にあるプロバイダ設備を通らない。
最近のネットトラフィックが詰まるのがこの辺りが多いそうな。(設備をケチってる)で、そこをパスできるのがIPoEの一番のメリット(≒IPV6利用時のメリット)だと言えるかも。
だけどまだ世の中IPv4で接続するサイトが多い。(Google系やFacebookのサイトはIPv6のみで接続できる)
で、IPv6に切り替えてしまうと通常のIPv4サイトが見れなくなる。
そこで出てくるのが
1. IPv6 IPoE + IPv4
2. IPv4 over IPv6と
に大きく分けて二つの方式に分かれる。
1.はIPv6はIPoEで、IPv4は今まで通りのPPPoEで行きましょうということ。
2.はIPv4のデータをIPv6に乗っけて通信しましょうということ。
1.はその通りなのだが、IPv4の通信は今まで通りなので遅いままになる。それを何とかしようとするのが2.のIPv4 over IPv6の方式が増えてきた昨今である。
で、こっからがまた、条件によってはいろいろ分岐していく。
まだ愚痴は続く・・・(その3)